八光堂仏具店では、数ある伝統工芸(織物・陶磁器・漆器など)のなかでも「仏壇・仏具」の「大阪仏壇木地部門」「大阪仏壇彫刻部門」
「大阪仏壇蒔絵部門」の三部門において「伝統工芸士」の認定を受けた職人が、お客様に満足していただける品をお届けできるよう
日々尚一層精進のもと製作に取り組んでおります。
【伝統工芸士とは】
(財)伝統的工芸品産業振興協会では、経済産業大臣指定の伝統的工芸品の製造に従事されている技術者のなかから、
高度の技術・技法を保持する方を「伝統工芸士」として認定しています。
浦林 利於
木地づくり(木工)一筋56年のスペシャリスト。伝統工芸士としてまた工場の大黒柱として、現在も精力的に仕事に取り組んでいる。木地づくりの道具にもこだわり、彫刻刀・カンナ・のみなどの工具も自分で作り、材料選びにも鋭い視線を注ぐ。読書家でもあり勉強熱心で、カメラ撮影も趣味としており、その感性の多才さが仕事にも活きている。仕事に対する姿勢は厳しいが、普段は優しく温厚である。
伝統工芸士。
山室 修
祖父・父ともに木工職人の家に生まれ、15才で父に弟子入りし、木地の唐木職人として従事して48年。
紫丹・黒丹・欅材など堅い木を見続けてきた眼は確かで、材料の木目を見て、どの部位に適しているかを直感的に見抜く力がある。「木は教えてくれる」を座右の銘とし、木に耳を傾け、寄り添い、その木が最も良い状態で役割を果たせるように日々取り組んでいるが、難しい仕事ほど得意としている。
温厚な性格で優しい存在。