八光堂仏具店では、数ある伝統工芸(織物・陶磁器・漆器など)のなかでも「仏壇・仏具」の「大阪仏壇木地部門」「大阪仏壇彫刻部門」
「大阪仏壇蒔絵部門」の三部門において「伝統工芸士」の認定を受けた職人が、お客様に満足していただける品をお届けできるよう
日々尚一層精進のもと製作に取り組んでおります。
【伝統工芸士とは】
(財)伝統的工芸品産業振興協会では、経済産業大臣指定の伝統的工芸品の製造に従事されている技術者のなかから、
高度の技術・技法を保持する方を「伝統工芸士」として認定しています。
湯浅 保江
子育てもひと段落したころに仕事に就きたいと思い、ものづくりに興味があったことから、当社に入社。
先代の社長に手先の器用さを見込まれて、金箔押し・金粉仕上げに従事して24年。その持ち前の器用さは十分に発揮され、金本来の美しさを表すことに情熱を注ぐ。笑顔を絶やさず、男ばかりの職人の中にいて、雰囲気をやわらげてくれる貴重な存在である。
松本 貴至
祖祖父から祖父、父と続いてきた松本仏壇の4代目。生まれた時から仏壇と大勢の職人方の仕事に触れ、ものづくりの道に。大学卒業後は鹿児島県仏壇の楚に弟子入りし、2年間仏壇づくりと金箔押しを勉強習得したのち、自社工場にもどり現在に至る。先祖を敬う心と、仏壇が家族の絆を深めるという先代からの信念を守り、4代目ということに驕りなく日々努力を重ねている。野球で培った忍耐・努力を元に、コツコツと金箔押しの技術を深め、また、組み立てやその他の仏壇製造工程を諸先輩より学び、伝統工芸を次世代に繋ぐよう精進の毎日を送っている。