八光堂仏具店では、数ある伝統工芸(織物・陶磁器・漆器など)のなかでも「仏壇・仏具」の「大阪仏壇木地部門」「大阪仏壇彫刻部門」
「大阪仏壇蒔絵部門」の三部門において「伝統工芸士」の認定を受けた職人が、お客様に満足していただける品をお届けできるよう
日々尚一層精進のもと製作に取り組んでおります。
【伝統工芸士とは】
(財)伝統的工芸品産業振興協会では、経済産業大臣指定の伝統的工芸品の製造に従事されている技術者のなかから、
高度の技術・技法を保持する方を「伝統工芸士」として認定しています。
松本 明江
子育てをひと段落終えた頃、工場の手伝いをする中、彩色の美しさに出会い、元々絵を描くことが好きだったこともあり、彩色の道に進み現在に至る。最初は慣れない筆使いも、職人の教えを受けながら、徐々に習得し、今では日に何通りもの彩色をこなすように。寡黙な作業だがそれを楽しみつつ、大きな寺院仏具の彩色もこなせるよう、目標をもって邁進している。
彩色師 龍華 田中 典子
彫刻師田中晋吾氏と結婚後、彩色の仕事を始める。真面目にコツコツ取り組む姿勢と、天性の感性が相まって次第にその才能を発揮し、極彩色、箔彩色など女性ながら迫力のある彩色画を描く。大阪円妙寺の住職より、彩色師名『龍華』をいただく。数々の現場に赴いての天井画、金紙絵ほか彩色、仏画は美しく圧巻である。